神谷奈緒
名探偵の孫
本作の主人公。東京都美城市に暮らす高校2年生。
名探偵・金田一耕助を祖父に持つ。
凡庸なアイドルとされているが、
IQ180という天才的な頭脳を持っており、
事件に遭遇した際は冷静さと鋭い推理力・洞察力を発揮し、
解決に導く。
推理だけでは人間は救えないと一族の天性に苦悩している。
決め台詞は「ジッチャンの名にかけて!」「謎はすべて解けた!」。
渋谷凛
才色兼備なヒロイン
本作のヒロイン。
奈緒や加蓮の幼馴染で
トライアドプリムスのリーダー的存在。
才色兼備で学校では生徒会長を務め、
ミステリー研究会と演劇部の部長を兼任
奈緒とは互いに想い合っているが、
表面上は「友達以上、恋人未満」の関係に
留まっている。つまり百合
北条加蓮
病弱なアイドル
本作のヒロイン。
トライアドプリムスのメンバー。
幼い頃から病弱で、持病持ち。心臓が悪い。
凛と同じくらい犬が好きで、犬笛を欠かさず持ち歩いている。
将来の夢は犬のトレーナー。
りあむや凛とは犬好きの仲間として
しょっちゅう一緒にいることが多い。
片桐早苗
警視庁捜査一課警部
警視庁刑事部捜査一課の叩き上げ刑事。
階級は警部。
奈緒と出会った当初は
生意気な奴と思っていたが、
事件を通じてよき理解者となり、
奈緒が巻き込まれた事件を担当した刑事たちにも太鼓判を押す形でも協力している。
推理力はいまひとつだが
柔道が得意で黒帯の腕前。
酒癖が悪い。
握野英雄
推理力抜群のキャリア刑事
警視庁刑事部捜査一課のキャリア刑事。
階級は警視で、早苗の上司。
容姿端麗で知識豊富。
様々なことに秀でるエリート。
自信過剰で嫌味な性格だが
悪を憎む正義感は本物。
奈緒とは基本的に犬猿の仲だが、
お互いの推理力は認めており、
信頼関係も強い。
金田一七四
親を殺そうとした高校生探偵
奈緒の従兄。
「悪魔霊廟殺人事件」から登場。
父・丁助、母・琴子の間に生まれた金田一耕助の孫。
母親は元公安警察だったが、「ナムコ事件」によって父が自殺して以降、ローンウルフ型のテロリストになる。
母親に格闘術やスパイ術、その他のあらゆる訓練を受けて育ち、結果として犯罪者予備軍となってしまっている。そして、そんな自分に嫌悪感を感じている。
ある日、母親が警察官を大量に殺害する爆薬を起爆させようとして、頭部に銃弾を浴びせる。以後、「金田一家の不名誉」として警察や他の探偵たち、かつての知人から白い目で見られる。
妹に八九(やこ)がいる。
夢見りあむ
都市伝説系アイドル
奈緒やあきらの友人。
都市伝説系アイドルを自称し、
数々の怪奇現象を調査している。
「学園七不思議殺人事件」から登場。
加蓮や凛とは犬好き同士で仲がよく、
加蓮とは唯一無二の親友。
犬は好きだが、
犬に噛み付かれたり、吠えられる性質の人。
炎上する。
塩見周子
クローネ構成員・元黒蘭姫
詐欺を生業とする塩見家の一員。
両親は他界し、一人貧困に喘いでいた時に、叔母に拾われ、ネットワークの構成員となる。
叔母は黒蘭姫のリーダーであり、「ナムコ事件」の首謀者である。
七四の母・琴子の義父を死に至らしめており、金田一家と因縁がある。そのため、七四に負い目を感じている。
女王蜂殺人事件をプロデュースするはずであったが、サイネリアの妨害にあい、さらに女王蜂の策略で、時間城殺人事件に巻き込まれ、ネットワークから敵視されていることが判明した。
そのため、現在はクローネからも離脱している状況である。しかし、公安に把握されていないため、一般の被害者としてふるまっている(さすが狐)
また、時間城事件以降、共同生活を送る上で、七四を見ると、動悸息切れに悩まされている。
明智響子
探偵(探偵クラブのメンバー)
日本の高校生探偵であり、明智小五郎の孫娘。
祖父である小五郎を毛嫌いしており、正義感が強い。
独自の探偵観を持っており、現在は祖父の残した負の遺産を解決するべく奔走している。そのため、奈緒たちには非協力的な節がある。
帰納的推理を得意としており、多くの証拠を集める中で、真相を解明するアプローチをとっている。そのため、一や奈緒と似たような推理法を行う。
パノラマ島殺人事件で初登場し、奈緒を探偵として認め、友人となる。黒革の手袋をしているが、真夏でも外さない。
川島瑞樹
フリージャーナリスト
正義感の強いフリーライター。
いくつもの修羅場をくぐり抜けている
そのため、目的のためなら手段を厭わない
「異人館村殺人事件」から登場。
事件当初は奈緒に対して「ただの子ども」という認識
しかなかったが、事件を通じてその才能を認める
ロリコンの知り合いがいるらしい。
口癖は「わかるわ」「わからないわ」
水谷絵理
(オクサリス・オール・ド・ブラン)
音楽家兼アイドル
日本人とフランス人のハーフ。
祖母オドレーと静かに暮らしていたが、オドレーの死後、水谷分家に引き取られ、和名を名乗ることに。
「悪魔霊廟殺人事件」から登場。
七四とは祖母が生きたいたころから親交があり、頼りにしている。
実は、子どもの頃に七四とある約束をしたのだが、母を失って以降、七四はわすれている。